Friday, October 12, 2018 10:25 AM

被災地の捜索打ち切り インドネシア地震2週間

 インドネシア・スラウェシ島を襲った地震から12日で2週間。国軍や警察は被災地での生存者捜索活動を同日、打ち切った。行方不明者が約5千人との未確認情報があるが、多くの生死が分からないままの捜索終了となった。麻生太郎財務相は12日、インドネシア政府からの要請で、日本政府が復興計画の策定を支援することを明らかにした。東日本大震災などの復興経験を役立てる。

 死者数は、12日の時点で2090人となった。

 捜索終了は、生存者が見つかる確率が極めて低くなったことや、液状化現象の影響で埋まった全ての家屋の掘り起こしが難しくなったことなどによる。(共同)