Wednesday, October 17, 2018 10:25 AM

容疑者、皇太子と関係か サウジ記者不明で米紙

 サウジアラビア人記者がトルコで行方不明になった事件で、ニューヨーク・タイムズ電子版は16日、容疑者とみられる複数の人物がサウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子とつながりがあったと報じた。皇太子は事件への関わりを否定しているが、報道が事実なら政府関与の疑惑が深まりそうだ。

 ポンペオ米国務長官は17日、トルコを訪問、エルドアン大統領らと会談し、捜査について意見交換した。

 同紙によると、容疑者のうち1人は、皇太子の今年の訪米に同行した様子が撮影されていた。3人は皇太子の警護部隊とつながりがあり、1人はサウジ内務省に所属する法医学者だとしている。(共同)