Wednesday, October 24, 2018 10:43 AM

INF条約破棄方針を批判 プーチン大統領、米「時代遅れ」

 ロシアのプーチン大統領は23日、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とモスクワで会談した。プーチン氏は「米国の根拠のない、友好的とは言えない行動には時々驚かされる」と述べ、トランプ大統領が表明した中距離核戦力(INF)廃棄条約の破棄方針を批判した。

 ボルトン氏は会談後に記者会見し、INF廃棄条約は世界の現状に即さず「時代遅れだ」と述べ、条約破棄方針を推進する考えを示した。

 プーチン氏とボルトン氏は、パリで開かれる第1次大戦終結100年の行事に合わせて来月11日に米露首脳会談を開催することで合意した。ロシア側によると、7月のフィンランドに続く本格的な会談となる。(共同)