Thursday, October 25, 2018 10:46 AM

トランプ氏、報道攻撃やめず CNN社長が懸念表明

 オバマ前大統領やCNNテレビに宛てたパイプ爆弾とみられる小包が見つかった事件について、トランプ大統領は24日、「民主主義への攻撃」と指摘する一方で「メディアは敵意や間違った攻撃をやめる責任がある」と訴え、政権に批判的な報道への攻撃を続けた。ウィスコンシン州の支持者集会で語った。

 メディアを「国民の敵」と公言するトランプ氏の姿勢が今回の事件につながったとの見方があるが、トランプ氏は自身の過去の言動には触れず、メディアに責任を押し付けた。

 これに先立ちCNNのザッカー社長は「ホワイトハウスはメディア攻撃の深刻さへの理解が完全に欠如している」との声明を出し、報道機関に圧力を加えるトランプ氏に懸念を表明していた。(共同)