Friday, November 02, 2018 9:51 AM

村上、日本勢最高2位 世界体操女子個人総合

 体操の世界選手権第8日は1日、ドーハで女子個人総合決勝が行われ、予選3位で通過した昨年4位の村上茉愛(日体大)が4種目合計55.798点をマークし、日本勢で過去最高の銀メダルを獲得した。表彰台は2009年の鶴見虹子の3位以来。

 予選の得点を持ち越さずに24人で争われ、村上は大きなミスなしに迎えた最後の床運動で14.000点を出し、混戦だった表彰台争いを抜け出した。寺本明日香(ミキハウス)は跳馬で全体トップの14.633点を出し、54.299点で10位となった。

 16年リオデジャネイロ五輪女王のシモーン・バイルス(米国)が57.491点で2大会ぶり史上最多4度目の優勝。団体総合と合わせて2冠に輝き、男子のビタリー・シェルボ(旧ソ連、ベラルーシ)に並ぶ最多12個目の金メダルを手にした。昨年優勝のモーガン・ハード(米国)が55.732点で3位に入った。(共同)