Monday, August 29, 2016 5:40 PM

海軍オスプレイ日本配備へ 26年までに現行機と交代

 米海軍の報道担当者は29日、海軍用の輸送機CMV22オスプレイを日本に配備すると共同通信の取材に明らかにした。配備時期は2021〜26年になる見通し。第7艦隊の原子力空母ロナルド・レーガンの艦載機として運用されている現行の輸送機C2グレイハウンド2機と交代する。

 オスプレイには海軍用とは別に海兵隊用のMV22と空軍用のCV22がある。米軍は海兵隊用を普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)で既に運用している。空軍用も17年に横田基地(東京都)に配備する予定で、海軍用はこれらに次ぐ配備計画となる。

 ロナルド・レーガンは横須賀基地(神奈川県)を母港としている。C2グレイハウンドや戦闘機など50機以上の艦載機は厚木基地(神奈川県)に配備されているが、日米両政府は騒音被害の軽減のため岩国基地(山口県)への移駐で合意しており、海軍オスプレイも岩国に配備される見込み。(共同)