Tuesday, November 06, 2018 9:36 AM

「軍事態勢の変更も」 米高官、非核化交渉進展で

 米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は5日、米朝の非核化交渉が進展すれば「朝鮮半島の軍事態勢を変更し始めなければならなくなるだろう」と述べた。どう変更するのかは明らかにしなかった。南部ノースカロライナ州の大学でのシンポジウムで語った。

 ダンフォード氏は「外交が成功すればするほど、軍の存在が問題視されるだろう」と述べた上で、在韓米軍再編に関して「私たちはポンペオ国務長官を支援するために、そうする用意がある」と述べた。

 米朝交渉で、北朝鮮は信頼醸成と体制保証のため米側に朝鮮戦争の終戦宣言を受け入れるよう要求している。一方、在韓国連軍のエア副司令官は10月、終戦宣言を受け入れれば、国連軍の存在意義に疑問を投げ掛けることになると強い警戒感を示していた。(共同)