Tuesday, August 30, 2016 10:02 AM
多数決方式の検討示唆 ASEANで越国家主席
ベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席は30日、訪問先のシンガポールで講演し、東南アジア諸国連合(ASEAN)の意思決定方式について「全会一致原則を補完する他の原則を検討することは可能だ」と述べた。南シナ海問題を念頭に、多数決方式の一部導入を示唆した発言とみられる。
ASEAN加盟国の首脳が公の場で全会一致原則の見直しを示唆するのは異例。クアン氏は、全会一致の原則がASEANの繁栄に果たしてきた歴史的な役割を強調する一方で「新たに生じた問題に柔軟に有効に対処するため」にさまざまな意思決定の方式を検討すべきだとの考えを示した。
ASEANの全会一致原則は、政治体制や宗教が異なる多様な加盟国が結束する「知恵」とされ、議論に時間をかけ決裂を巧みに回避してきた。しかし近年、南シナ海問題を巡り、親中国のカンボジアやラオスと、対中強硬派のフィリピンなどが完全に対立。全会一致原則が足かせとなり、一致した対応を取ることができず機能不全に陥っている。(共同)
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