Tuesday, August 30, 2016 10:03 AM
グテレス氏またトップ 3カ国不支持、国連総長選
国連安全保障理事会（15カ国）は29日、今年末で任期を終える潘基文事務総長の後任候補10人に対する第3回ストローポール（非公式投票）を実施した。外交筋によると、ポルトガルのグテレス前国連難民高等弁務官が11カ国の支持を集めて初回、第2回に続きトップとなった。ただ、不支持は前回の2カ国から3カ国に増えた。
非公式投票は候補者の人気を測り、事実上、1人に絞り込むために複数回行われ、15理事国が各候補に「支持」「不支持」「意見表明なし」のいずれかを表明する。最多の支持を得たとしても、米露など5常任理事国が1カ国でも反対すれば事務総長に選ばれないため、必ずしも支持の多さが決め手にはならない。
9カ国の支持を得て2位に急浮上したのがスロバキアのライチャーク外相（5カ国不支持）。7カ国が支持したセルビアのイェレミッチ元国連総会議長、国連教育科学文化機関（ユネスコ）のボコバ事務局長（ブルガリア）=女性、アルゼンチンのマルコラ外務・宗務相=同=が続いた。（共同）
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