Tuesday, August 30, 2016 10:04 AM

4割超が和解受け入れへ 米国のVW所有者

 ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制逃れ問題で、米国で不正の対象となった排気量2000ccのディーゼル車のうち、4割超に当たる約21万台分の所有者らがVWによる買い取りなどを柱とする集団訴訟の和解内容を受け入れる意向を示したことが29日、分かった。AP通信が報じた。

 和解内容を受け入れるかどうかを決められる期限は2018年9月まで残されており、原告側はこの段階の割合としては著しく高いという認識を示した。

 和解内容は、VW側が対象の計47万5000台程度を買い取るか修理し、所有者に最低5100ドル(約52万円)も支払う。(共同)