Tuesday, November 20, 2018 9:39 AM

イバンカ氏も私用メール 規則違反と米紙報道

 ワシントン・ポスト電子版は19日、トランプ大統領の長女イバンカ大統領補佐官が昨年、私用のアカウントを使って数百通ものメールをホワイトハウス補佐官や政府関係者に送信していたと伝えた。多くが政府の規則に違反する形だが、イバンカ氏側は「機密情報は含まれていなかった」と釈明したという。

 2016年大統領選では同様に私用メールを公務で使ったヒラリー・クリントン元国務長官をトランプ氏が「いかさまヒラリー」と呼んで激しく批判。その一方でトランプ氏が重用する身内が、メール問題発覚後に同じ行為を続けていたことになり批判を呼びそうだ。

 関係者によると、ホワイトハウスの調査に対し、イバンカ氏は詳しい規則の内容を把握していなかったと答えたという。同氏の代理人側は「私用アカウントを使った時は、ほとんどが家族の予定などに関するやりとりだった」と強調した。(共同)