Tuesday, November 20, 2018 9:40 AM

マグロ漁獲枠16トン上積み 大西洋委、19年の日本向け

 大西洋クロマグロの資源管理を議論する大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)は東大西洋・地中海のクロマグロについて、2019年の日本向け漁獲枠を当初計画よりも16トン上積みして2544トンにすると決めた。水産庁が20日、発表した。

 大西洋クロマグロの資源は回復傾向にある。会合では19年と20年の各国の年間漁獲枠について、これまで配分を留保していた分を追加することで合意。日本の漁獲枠は2544トン、20年は18トン増の2819トンとなった。

 会合では資源が減少しているメバチマグロの19年以降の国別漁獲枠についても話し合ったが、意見はまとまらなかった。来年も協議を続ける。(共同)