Wednesday, November 21, 2018 9:24 AM

国連環境計画トップ辞任へ 多額の旅費に批判

 国連は20日、国連環境計画(UNEP)のソールハイム事務局長が22日付で辞任すると発表した。英紙ガーディアンが9月、国連の監査当局の内部文書をもとに、ソールハイム氏が約1年10カ月間に約49万ドル(約5500万円)もの旅費を使い、8割は本部があるナイロビを離れていたなどと報道。批判を受けていた。

 ソールハイム氏はUNEPのサイトに声明を発表し、最近になって監査当局の最終報告書を受け取り「(辞任が)UNEPや国連にとって最良だ」と判断したと説明した。

 ソールハイム氏はノルウェーの環境相などを歴任し、2016年から現職。(共同)