Monday, November 26, 2018 9:27 AM

米、印テロ犯に懸賞金 パキスタンに制裁履行要求

 ポンペオ米国務長官は25日、2008年のインド西部ムンバイ同時テロの実行や計画に関わった人物の逮捕や有罪につながる情報に500万ドル(約5億6500万円)の懸賞金を出すと発表した。

 ポンペオ氏は声明で、隣国パキスタンを含む各国に、関与が指摘されるイスラム過激派「ラシュカレトイバ」に対する国連安全保障理事会の制裁を履行するよう求めた。

 パキスタン政府は昨年、テロの黒幕とされた同組織の創設者ハフィズ・サイード氏の自宅軟禁を解除。米政府はサイード氏の逮捕や有罪につながる情報に1000万ドルの懸賞金を懸けており、パキスタン政府の対応を非難していた。(共同)