Monday, November 26, 2018 9:27 AM

共和党も大統領批判 記者殺害巡りサウジ擁護

 米国在住だったサウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏殺害事件を巡り、米共和党議員らが25日、相次いでテレビ出演し、サウジを擁護するトランプ大統領の対応を「極めて弱い」などと批判した。さらなる制裁や武器禁輸を政権に迫る超党派の動きが加速しそうだ。

 記者殺害は、サウジのムハンマド皇太子が命じたものだと米中央情報局(CIA)は結論付けたと報じられている。アーンスト上院議員は皇太子について「関与を示す兆候があるなら、さらなる行動を検討すべきだ」と主張した。

 サス上院議員は「困難な時に真実を語ることが強さというものだ」と述べ、常日頃、強い米国を取り戻すと唱えるトランプ氏を皮肉った。(共同)