Tuesday, November 27, 2018 9:49 AM
LINE、みずほと新銀行 過半出資、20年開業目指す
無料通信アプリを手掛けるLINE(ライン)は27日、銀行業に参入すると発表した。みずほフィナンシャルグループ(FG)と共同出資で2019年春に準備会社を設立し、関係当局の許認可などを前提に20年の新銀行開業を目指す。
新銀行はLINE側が51%、みずほFG傘下のみずほ銀行が49%とした準備会社の出資比率を引き継ぐ見通し。実店舗を持たないインターネット銀行を運営する計画で、スマートフォン世代を中心とする顧客にサービスを提供する。世界的なキャッシュレスの動きに対応する狙いだ。
LINEはスマホを使った決済など「フィンテック」と呼ばれるITを活用した金融事業を強化する。東京都内で記者会見した同社の出沢剛社長は、銀行業への参入について「日常生活に密着したサービスを提供したい」と強調した。(共同)
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