Wednesday, November 28, 2018 10:09 AM

米軍、加州国境の警備強化 移民集団の不法入国警戒

 中米諸国からの移民集団(キャラバン)の一部が、メキシコ北西部ティフアナで25日行ったデモ混乱に乗じ、カリフォルニア州への不法入国を図ったことを受け、米軍は27日までに同州の国境に、テキサス州などに派遣した米兵約300人を移動させ、警備を強化した。米メディアが報じた。

 ティフアナでは移民らが今後も米国入国を求めるデモを計画しているとの情報があり、メキシコ側も警戒を強めている。

 メキシコでは12月1日、ロペスオブラドール新大統領が就任し、新政権が発足する。報道によると、ポンペオ米国務長官は翌2日にメキシコを訪れ、国境問題や移民集団についてエブラルド次期外相と会談する。(共同)