Tuesday, August 30, 2016 5:50 PM
IoT活用に59億円 総務省の17年度概算要求
総務省は31日、2017年度当初予算の概算要求で、あらゆる機器がネットワークにつながるモノのインターネット(IoT)や、人工知能(AI)の活用を推進するための費用として59億円を計上した。先端的なITを開発、活用することにより、日本企業の競争力向上を後押しする。
インターネット上に蓄積された膨大な情報(ビッグデータ)を国産AIで解析するモデルの構築に12億円を求める。農業や医療などでIoT技術を生かした多様なサービスを生み出すための実証事業に13億円を盛り込んだ。若者のプログラミング教育推進のための教材開発などには4億円、IT関連の技術者育成には6億円とした。
IoTなどの推進とは別に、超高速通信が可能な第5世代(5G)の移動通信システムを20年に実用化するための実証試験に27億円を充てる。(共同)
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