Wednesday, August 31, 2016 10:11 AM

太陽系外の惑星DB公開 京大、土井さん進言

 太陽系の外にある約3500個の惑星に関するデータベースを、京都大が31日、インターネット上で公開した。

 名称は「エクソプラネットキョウト」で、惑星の大きさや太陽系からの距離などを表や外観のイメージ図を付けて紹介。液体の状態の水があって生物がいる可能性がどれぐらいあるのかの説明や、系外惑星の探し方などの項目もある。

 サイト公開は、1997年に宇宙飛行士として日本人初の船外活動をした土井隆雄さん(61)の進言がきっかけ。今年4月に京大の「宇宙総合学研究ユニット」の特定教授に就任後、京大大学院総合生存学館の山敷庸亮教授らが内輪で使うために作成中だったデータベースを知り、一般の人への公開を勧めた。(共同)