Thursday, December 06, 2018 9:15 AM

中国「行動変えるべき」 米大使、日本と連携強調

 ハガティ駐日米大使は6日、中国が相手国を債務不履行に陥らせる「借金漬け外交」や知的財産権侵害を続けているとして「行動を変えるべきだ」と批判し、日米が連携して国際的な規範を軽視する中国に対抗すべきだと主張した。東京都新宿区の早稲田大でのイベントで述べた。

 ハガティ氏は、米国が日本やオーストラリアと協力し、インド太平洋諸国で最大計8兆円のインフラ支援に乗り出したことを念頭に、日米などが「中国と異なる手法」で地域の成長を後押しできるとの見方を示した。

 中国による南シナ海、東シナ海での強引な権益獲得を問題視しているとして「中国との協力を重視しているが、必要なら立ち向かう」とも話した。(共同)