Wednesday, August 31, 2016 10:15 AM

立てこもり男、自ら腹撃ち死亡 説得17時間で急展開、和歌山

 和歌山市の建設会社で従業員4人が撃たれ死傷した事件で、和歌山県警は31日午後6時40分ごろ、拳銃2丁を持って会社近くの住宅地に立てこもった溝畑泰秀容疑者(45)=殺人容疑などで指名手配=の身柄を確保、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。溝畑容疑者は投降の説得中に自ら拳銃で腹部付近を撃ち、救急車で病院に搬送されたが、約2時間後に死亡した。

 事件は同日午前1時すぎの立てこもりから約17時間半で急展開した。容疑者の死亡で和歌山西署捜査本部による動機や拳銃の入手ルートなどの全容解明は困難となった。(共同)