Tuesday, December 11, 2018 9:15 AM

日本「銀」に繰り上がり 北京五輪の陸上男子リレー

 日本オリンピック委員会(JOC)は11日、2008年北京五輪陸上男子400メートルリレーで銅メダルを獲得した塚原直貴、末続慎吾、高平慎士、朝原宣治の4選手による日本が7日付で銀メダルに繰り上がったと発表した。国際オリンピック委員会(IOC)から通達があった。メダル授与式は後日行われる予定。

 ウサイン・ボルトを擁し、優勝したジャマイカのリレーメンバーだったネスタ・カーターがドーピング再検査で禁止薬物に陽性反応を示して失格が確定したため。カーターは処分を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えを起こしたが、5月下旬に棄却されていた。

 陽性反応は16年6月に明らかとなり、ボルトは17年1月にリレーの金メダルをIOCに返還。通算9個で陸上では史上最多に並んでいた五輪金メダル数は8に減った。(共同)