Friday, January 04, 2019 10:13 AM

女性議員、最多127人 人種も多様、日系は減る

 米連邦議会の新会期、第116議会では上下両院(計535人)の女性議員の人数が過去最多の127人となり、女性の政界進出は歴史的な節目を迎えた。下院議長も女性のナンシー・ペロシ氏(78)が選出された。主に民主党で多様な民族や人種の議員が就任したが、日系米国人の議員は4人から3人に減った。

 今年は女性参政権を認める合衆国憲法の修正が上院で可決されて100年で、ペロシ氏は議長選出後の演説で「節目の年に女性議長になることを誇りに思う」と語った。

 新議会の女性議員は下院が102人、上院が25人。女性議員の党別人数は民主党が106人、共和党が21人と民主党が圧倒的に多い。下院では史上最年少のアレクサンドリア・オカシオコルテス議員(29)が就任した。(共同)