Wednesday, August 31, 2016 5:42 PM

米、ロシアによる殺害反論 「イスラム国」の幹部

 米国防総省のクック報道官は8月31日の記者会見で、ロシア国防省が過激派組織「イスラム国」(IS)の報道担当者アブムハンマド・アドナニ幹部を空爆で殺害したと発表していることについて「主張を裏付ける情報はない」と反論した。

 クック氏はロシア軍によるIS掃討作戦に関し「精度の高い兵器を日常的に使ってきたとは見ていない」と指摘。米軍が正確にアドナニ幹部を狙って空爆したと強調した。

 ワシントン・ポストは米政府当局者の話として、アドナニ幹部が別の人物と車両で移動中、米軍の無人機が空爆したと伝えた。(共同)