Thursday, September 01, 2016 10:02 AM

南海トラフ地震、政府訓練 防災の日、100万人参加

 「防災の日」の1日、政府は南海トラフ巨大地震を想定した総合防災訓練を実施した。国内各地でも訓練が行われ、自治体職員らが非常時対応を確認。官邸と被災県はテレビ会議で情報共有し、安倍晋三首相は「全国から最大限の人的、物的支援を注力していく」と連携を強調した。

 内閣府によると、45回目となる今回の訓練には、36都道府県で約100万人が参加。首相は官邸で開かれた緊急災害対策本部会議で「人命を最優先に、国が総力を挙げて迅速に対策を実施しなければならない」と閣僚らに指示した。

 今年は東日本大震災から5年の節目。4月には熊本地震、8月は台風10号による大雨などで大規模災害が相次いだ。(共同)