Friday, January 11, 2019 10:16 AM

羽生、来季も現役続ける 紀平は4回転「完成形に」

 フィギュアスケート男子で五輪2連覇の羽生結弦(ANA)が11日、東京都内で行われた2018年「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式に「今シーズンはけがでグランプリ(GP)ファイナル、全日本選手権を欠場してしまった。来シーズンこそGPシリーズを通して優勝を目指したい」と映像でメッセージを寄せ、来季も現役を続ける意向を明らかにした。

 3連覇が懸かる22年北京五輪挑戦については明言を避けており、昨年2月の平昌五輪で金メダル獲得後に「もうちょっと滑る」などと語っていた。来季はクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を演技に入れることに意欲ものぞかせた。

 昨年12月のGPファイナル女子で初出場優勝し、特別賞に輝いた紀平梨花(関大KFSC)は4回転ジャンプ習得に向け「来シーズンが始まる前に一つは完成形にしたい」と話し、トーループに挑む可能性が高いという。2月の四大陸選手権(アナハイム)、3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)を見据え「ノーミスの演技をしたい」と意気込んだ。(共同)