Friday, January 11, 2019 10:17 AM
南米小国、産油国に ガイアナ、国境紛争も影
沖合で大規模油田が相次いで見つかった南米の小国ガイアナが、2020年中に産油国となる見通しになった。探鉱を受け持つエクソンモービルなどに有利な契約となっており、ガイアナの利益は限定的だとの見方も。油田のある海域は隣国ベネズエラとの国境紛争も抱えており、開発に影を落としている。
エクソンモービルは15年5月、ガイアナの約190キロ沖で初の大規模油田を発見したと発表。人口約77万人、国内総生産(GDP)30億ドル(約3200億円)超の小国が沸き立った。さらに九つの油田が見つかり、埋蔵量は石油換算で50億バレル以上とされる。20年の生産開始を目指す。
ウォールストリート・ジャーナルによると、ガイアナ政府は20年以降、油田の使用料などで最初の5年間に推定16億ドルを受け取る見通し。主要油田の一つからは枯渇するまでの間に70億ドルが得られる計算という。しかしエクソンモービルなど国際企業連合が地元に納める税金は、ガイアナ政府が肩代わりするなど不利な点が多いとして、国内では契約の見直しを求める声が多い。(共同)
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