Thursday, September 01, 2016 5:40 PM

民進党代表選 第三の候補巡り駆け引き

 2日告示の民進党代表選は、既に名乗りを上げた蓮舫代表代行と前原誠司元外相の争いを軸に展開する見通しだ。ただ玉木雄一郎国対副委員長ら「第三の候補」が出馬に踏み切れば、選挙戦の構図が変わるとして両陣営とも事態を注視。それぞれ会合を開いて必勝を誓うとともに、互いに有利な展開に持ち込もうと駆け引きを繰り広げた。

 「何か変えてくれるのではないかという、わくわくする政治にしたい。先頭に立ち、しっかり発信していく」。蓮舫氏は1日夕、国会内で開いた総決起集会で、党再生への意気込みを語った。国会議員のほか地方議員、秘書ら100人超が参加し、細野豪志元環境相が「頑張ろう」と音頭を取った。野田佳彦前首相や、岡田克也代表に近い芝博一元首相補佐官らも顔を出した。

 共同通信が8月上旬に実施した世論調査で次期代表にふさわしい人を聞いたところ、トップの蓮舫氏は31・1%を占め、2位の前原氏の11・3%を引き離している。(共同)