Wednesday, January 30, 2019 9:39 AM

アップル、2年ぶり減収 中国減速、スマホ不振響く

 アップルが29日発表した2018年10〜12月期決算は、売上高が前年同期比5%減の843億1000万ドル(約9兆2000億円)となり2年3カ月ぶりの減収だった。中国の景気が減速し、主力製品のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売が振るわなかった。純利益は0.5%減の199億6500万ドルと2年ぶりの減益。

 19年1〜3月期も減収を予測しており、部品を供給する日本メーカーへの影響も懸念される。

 製品別の売上高は、アイフォーンが15%減の519億8200万ドルにとどまった。新モデルへの買い替えが進まず、ドル高による価格上昇も響いた。アプリ販売や音楽配信のサービス部門は19%増の108億7500万ドルと、四半期ベースで過去最高を更新した。(共同)