Friday, September 02, 2016 9:47 AM
オバマ大統領、海戦の地で訴え ミッドウェー島を訪問
オバマ大統領は1日、最近新たに海洋保護区に設定した海域にある北太平洋のミッドウェー島を訪れ、気候変動が太平洋に与える影響について調べることが必要だと述べた。AP通信が報じた。
同島は1942年6月、太平洋戦争で日本が攻略しようとし、米国に大敗したミッドウェー海戦で知られる。日本海軍は主力空母を失い、これを機に日本は劣勢に転じ敗戦に向かったとされる。海洋保護区の拡大には、来年75周年を迎える海戦を記念する意味も込められているという。
オバマ政権は8月、ミッドウェー海戦で沈没した米空母や日本の軍艦、墜落した戦闘機が残るとされる海域を新たに海洋保護区に設定。ハワイ諸島北西の海域に設定していた従来の保護区の面積から4倍の約151万平方キロに拡大した。ホワイトハウスは拡大により、世界最大の海洋保護区となったとしている。(共同)
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