Thursday, February 07, 2019 9:08 AM

ゴーン前会長疑惑を通報 資金不正か、仏ルノー決定

 フランス自動車大手ルノーは7日、会長兼最高経営責任者(CEO)だったカルロス・ゴーン被告による会社資金の不正使用疑惑について、司法当局に通報することを決めたと発表した。豪華で話題を呼んだゴーン被告のベルサイユ宮殿での披露宴に関し、ルノーの資金が流用された疑いがある。

 ゴーン被告を巡っては、会長を務めていた日産自動車で多くの不正疑惑が浮上。ルノーでも不正を行った初の例となる可能性がある。

 ルノー筆頭株主であるフランス政府のルメール経済・財務相は7日「私たちは完全な透明性を望む」と述べた。(共同)