Friday, September 02, 2016 9:50 AM
シカゴで10月に原爆展 被爆両市、オバマ氏要請も
広島、長崎両市は2日、オバマ大統領の地元シカゴで10月1日から29日まで「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」を開催すると発表した。米国内でも核廃絶へ向けた世論形成を促す狙いで、オバマ氏に来場を要請する。
両市が共催し、現地の日本文化会館で開く。オバマ氏が5月に広島を訪問した際、小中学生に渡した折り鶴のうち青色の1羽を会場で展示する。原爆投下後の荒廃した街並みや負傷した人々の写真パネルも設置する。広島で10歳の時に被爆した男性が証言する。
広島の原爆資料館の担当者は「米国では原爆の威力は知られているが、核の非人道性も認識して廃絶運動の機運を高めたい」と期待している。(共同)
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