Friday, September 02, 2016 10:45 AM

民進代表選三つどもえ 蓮舫、前原、玉木氏出馬

 民進党代表選は2日告示され、蓮舫代表代行(48)、前原誠司元外相(54)、玉木雄一郎国対副委員長(47)の順で立候補を届け出た。15日の投開票へ三つどもえの選挙戦が始まった。3氏は記者会見などで党再生へ決意を示し、国民の信頼回復に全力を挙げる考えを表明。憲法改正を巡り温度差が浮き彫りになった。現執行部が進めた野党共闘には慎重な姿勢が目立った。3氏とも次期衆院選で政権奪還を目指す。3月の党結成後初の代表選で、新代表の任期は2019年9月末まで。

 蓮舫氏は会見で「私が代表になれば(女性の社会進出を阻む)『ガラスの天井』に向き合う全ての人に元気を与えられる」とアピール。前原氏は「旧民主党政権に多くの人が失望した。土下座する先頭には、戦犯である私こそがふさわしい」と述べ、深い反省の上に立って党を再建する姿勢を打ち出した。

 玉木氏は「衆院当選3回で出馬は若過ぎると何回言われたか。でもそんな私が変革の思いをがむしゃらに訴えないと国民に覚悟が伝わらない」と立候補の理由を述べた。(共同)