Friday, September 02, 2016 10:46 AM

カリモフ大統領死去か トルコ首相、閣議で弔意

 ロイター通信によると、トルコのユルドゥルム首相は2日、テレビ放映された閣議で、脳出血で入院している中央アジア・ウズベキスタンのイスラム・カリモフ大統領(78)が死去したとして弔意を表した。ウズベク政府は正式発表していないが、死去した可能性が濃厚になった。

 これに先立ちウズベク政府は2日、カリモフ氏の容体が急変し「危機的だ」と発表していた。またロイターは同日、3人の外交筋がカリモフ氏の死亡情報を明かしたと報じた。

 中央アジアの通信社「フェルガナ・ル」は1日、ウズベク政府が2日に死亡を発表し3日に埋葬される予定だと報じた。ロイターによるとカリモフ氏の故郷サマルカンドでは1日、公務員が市中心部の清掃に急きょ駆り出されており、葬儀の準備ではとの見方が出ている。(共同)