Friday, September 02, 2016 1:13 PM

日露首脳が記念品交換 よろいかぶと、日本刀

 安倍晋三首相とプーチン・ロシア大統領は2日、首脳会談の最後に記念品を交換した。首相はよろいかぶとを贈呈。ロシアからは、昭和3(1928)年の昭和天皇の「即位の礼」で使用された12本の日本刀のうち、ロシア側が後に入手した1本を手渡した。

 プーチン氏が交換途中「これ(よろいかぶと)を身に着けて仕事をしようか」と述べ、同席していた世耕弘成・ロシア経済分野協力担当相が「首相が刀を職場で使わないようにしてほしい」と応じる場面もあった。

 日本政府関係者は「打ち合わせはしていないが、息の合った贈呈品交換となった」と語った。(共同)