Friday, September 02, 2016 1:14 PM

フィリピン南部で爆発、30人負傷 ダバオ中心部の市場

 フィリピン南部ダバオで2日午後10時20分(日本時間同11時20分)ごろ、露天商が集まる市場で爆発があり、地元警察によると、少なくとも30人が負傷した。死者が出ているとの情報もある。爆発の原因は不明。

 現場はダバオの中心部で、日本の領事事務所も近くにある。夜になると古着や軽食の露天商が店を出し、爆発が起きた時も買い物や食事を楽しむ大勢の客でにぎわっていたという。

 ダバオはドゥテルテ大統領が長く市長を務めたミンダナオ島の最大都市。かつては「殺人の都」とも称されたが、ドゥテルテ氏が推し進めた強権的な治安政策により、現在ではフィリピンで最も安全と評されている。ドゥテルテ氏は大統領就任後も頻繁にダバオに戻っている。(共同)