Thursday, February 21, 2019 9:48 AM

野球ソフト、空手は落選 24年パリ五輪の追加種目

 2024年パリ五輪組織委員会は21日、パリで国際オリンピック委員会(IOC)に開催都市枠で提案する追加種目の候補を発表し、20年東京五輪で3大会ぶりに復活する野球・ソフトボールや沖縄発祥の空手が落選した。東京大会で初採用となるスケートボード、スポーツクライミング、サーフィンは候補に入り、昨年の夏季ユース五輪で初めて実施されたブレークダンスも選ばれた。

 若者人気を強く意識するIOCの傾向が色濃く影響する選定となり、日本にとっては金メダル有望競技の野球・ソフトボールや空手が外れて大きな打撃となりそうだ。

 追加されるのは4競技計12種目。選手枠は男女同数で総数は248となる。ブレークダンスは男女各1種目、スケートボードはストリートとパークの男女各2種目、スポーツクライミングはスピードのほかに、ボルダリングとリードの複合の男女各2種目、サーフィンはショートボードの男女各1種目が選ばれた。(共同)