Tuesday, September 06, 2016 10:09 AM

アフガンテロで35人死亡 国防省近く、タリバン声明

 アフガニスタン首都カブール中心部にある国防省付近で5日、自爆テロが起き、ロイター通信によると、治安当局高官を含む35人が死亡、103人が負傷した。反政府武装勢力タリバンが犯行声明を出した。多くの外国人が宿泊する繁華街シャレナウ地区では5日夜から6日にかけ、国際NGO(非政府組織)が武装集団に襲撃された。

 シャレナウは外交官も居住する地区の一つで、国連関係者が利用するゲストハウスもある。内務省によると、武装した3人のうち1人が5日午後11時ごろ、国際NGOの事務所が入る建物近くで車ごと自爆。残る2人は建物内に侵入、6日朝まで治安部隊と銃撃戦を続け、射殺された。

 この襲撃で6人のアフガン市民が負傷。外国人を含む近隣住民ら42人は無事に避難した。犯行声明は出ていない。(共同)