Tuesday, September 06, 2016 1:08 PM

ロシア独立世論調査機関に圧力 政権が「スパイ」指定

 ロシア法務省は6日までに、独立系世論調査機関レバダ・センターが外国から資金を得て政治活動をしているとして、ロシア語ではスパイと同義の「外国の代理人」に指定した。

 同センターは1日、今月18日の下院選に向けた各党支持率の調査結果を発表し、プーチン政権の与党、統一ロシアへの支持が大幅に低下したとしていた。「外国の代理人」への指定後は活動が困難になるため、選挙前に同センターの活動を抑圧する狙いがあるとみられる。

 法務省はレバダ・センターが米国から多くの出資を受けているとロシアメディアに発表した。(共同)