Friday, March 15, 2019 10:19 AM

テニスで25秒クロック導入 男子ツアー、来年から

 男子テニスのツアーを統括するATPが、ポイント間で次のサーブを打つまでの制限時間を25秒とする「ショットクロック」を2020年から全大会で導入する。ロイター通信が14日までに報じた。

 遅延行為を防止し、試合をスピードアップすることが目的。会場に設置された電光掲示板に残り秒数が表示される。「ショットクロック」は、次世代の有力選手を集めた17年の大会で初めて導入され、四大大会ではすでに昨年の全米オープンと今年の全豪オープンで適用された。

 昨年8月の米国での大会で「ショットクロック」を体験した錦織圭は、「時間に追われている感じで気になった。涼しい夜はいいが、太陽があたる時間帯はタフ」と話していた。(共同)