Wednesday, September 07, 2016 10:36 AM

「共生」願いリオパラ開幕へ 南米初、日本は「金」10目標

 南米初開催の第15回パラリンピック・リオデジャネイロ大会は7日午後6時15分(日本時間8日午前6時15分)からリオデジャネイロ市中心部のマラカナン競技場で行われる開会式で開幕。強豪のロシアが国ぐるみのドーピング問題で全面除外されたが、日本を含む約160カ国・地域と初結成の難民チームから約4千選手が集い、18日の閉幕まで熱戦を繰り広げる。障害者スポーツ最大の祭典は、世界に共生社会実現への願いをアピールする。

 132人の日本選手団は2020年東京大会を視野に、前回の12年ロンドン大会から倍増の金メダル10個を含む計40個のメダルを目標に掲げる。

 車いすバスケットボール男子の藤本怜央(SUS)が主将を務め、旗手は車いすテニス女子の上地結衣(エイベックス)。開会式は「誰もが持つ心の強さ」をテーマに、世界最大規模の祝祭カーニバルの街リオらしいカラフルで陽気な演出。14年ソチ冬季大会のスノーボードクロス女子銅メダルのエイミー・パーディー(米国)がソロダンスを披露するなど国際色も豊かだ。(共同)