Thursday, April 04, 2019 10:18 AM
50人殺害の罪で起訴へ NZ銃乱射の容疑者
ニュージーランド南島クライストチャーチのモスク（イスラム教礼拝所）での銃乱射事件で、同国警察は4日、オーストラリア人のブレントン・タラント容疑者（28）が計50人に対する殺人と39人への殺人未遂の罪で5日に起訴される見通しだと明らかにした。さらに罪状が加わる可能性もある。
タラント容疑者は現在、最大都市オークランドの拘置施設に収容されているとみられ、5日にクライストチャーチの高裁で開かれる短時間の審理に、法廷と外部を映像でつなぐビデオリンク方式で“出廷”する。
同容疑者は事件翌日の3月16日に訴追理由開示のためクライストチャーチの裁判所に出廷したが、発言することはなく、当番弁護士を解任した。弁護人なしで裁判を受けることを希望したためで、今後の審理で移民を敵視する白人至上主義など過激な思想について発言する可能性がある。（共同）
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