Thursday, September 08, 2016 11:53 AM

北朝鮮に一層の圧力を ミサイル発射でオバマ氏

 オバマ大統領は8日、東アジアサミットの閉幕後、ラオスの首都ビエンチャンで記者会見し、北朝鮮による弾道ミサイル発射に関し、中国との連携により強力な対北朝鮮制裁が可能になったとの見解を示す一方、「まだ強化すべき分野がある」として一層の圧力をかける必要があるとした。

 同サミットで弾道ミサイル発射について議論したことにも触れ、「挑発的で国際的な義務に違反している」と北朝鮮を批判した。

 3日の中国の習近平国家主席との会談内容にも言及、中国が反対している米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備に関し「北朝鮮の相次ぐ挑発行為から米国と同盟国を守らなくてはならない」と理解を求めたことを明らかにした。(共同)