Wednesday, May 08, 2019 10:29 AM

黒人侍の物語、映画化へ C・ボーズマンさん主演

 16世紀の日本で織田信長の家臣となった黒人の侍として知られる「弥助」の物語が、黒人俳優チャドウィック・ボーズマンさん主演で映画化されることが7日までに決まった。米芸能メディア「デッドライン」などが伝えた。公開時期などは未定。

 弥助の生涯は謎が多いが、アフリカ南部モザンビークで生まれ、イエズス会宣教師の奴隷として日本に来たとされる。ボーズマンさんは「単なるアクション映画ではなく、異文化交流を描いた作品だ」と述べた。

 ボーズマンさんは大ヒットを記録したSFアクション映画「アベンジャーズ エンドゲーム」や「ブラックパンサー」のほか、大リーグ初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンの生涯を描いた「42 世界を変えた男」主演で注目を集めた実力派。(共同)