Monday, September 12, 2016 1:21 PM
利上げに「大きな緊急性ない」 ミネアポリス連銀総裁
ミネアポリス連邦準備銀行のカシュカリ総裁は、12日、CNBCテレビのインタビューで、米経済について「率直に言って(追加利上げなど)何らかの対応を必要とする大きな緊急性があるようには見えない」との見方を示した。ダウ・ジョーンズ通信が伝えた。
9月の連邦公開市場委員会(FOMC)でどのように利上げを判断するか問われた総裁は、次回会合について推測することは「建設的だとは思わない」とし、市場を当惑させる「ノイズ」が増すだけだと述べた。
景気を後押しするには、金融政策よりも財政政策や金融規制による対応の方が重要になっていると指摘。成長の弱さは「金融政策では解決できないことを認めなければならない」とした。(共同)
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