Thursday, June 20, 2019 10:18 AM

米首都で焼酎の魅力発信 スミソニアンで初講習会

 焼酎の魅力を知ってもらおうと、首都ワシントンのスミソニアン協会の施設で19日夜、鹿児島産焼酎の講習会が開かれた。試飲会では150人以上の参加者が本場の味に酔いしれた。博物館や動物園を運営するスミソニアン協会によると、同協会で焼酎の講習会が開かれたのは初めて。

 講習会では、県酒造組合の浜田雄一郎会長らが県の歴史を交えながら焼酎の材料や製造方法、飲み方などを詳しく紹介。俳優トム・クルーズさんが出演した映画を挙げて「ラストサムライの地で育まれたのが本格焼酎だ。その精神をワシントンの皆さんにも楽しんでもらいたい」とアピールした。

 試飲会では鹿児島県の酒造会社8社の計16銘柄が振る舞われ、説明を受けた参加者はこうじの種類などを尋ねながら楽しんだ。(共同)