Thursday, June 20, 2019 10:20 AM

領空侵犯「厳しく対抗」 無人機撃墜発表でイラン

 イラン革命防衛隊が米無人偵察機を撃墜したと発表したことについて、国防外交政策を統括するイランの最高安全保障委員会のシャムハニ事務局長は20日、「許可なくイランの領空に入った航空機には断固として対抗する」と述べた。訪問先のロシアで語った。

 米国とイランの間では13日にイラン沖で起きたタンカー攻撃などを巡って軍事的な緊張が高まっており、対立がさらに深まる恐れがある。

 イラン国営メディアによると、革命防衛隊は20日、ホルムズ海峡に近く、オマーン湾に面する南部ホルムズガン州で同日朝、イラン領空に入った米無人偵察機グローバルホークを撃墜したと発表した。現場は同州沿岸にある山の近くという。(共同)