Tuesday, September 13, 2016 10:05 AM

蓮舫氏、台湾籍認める 「混乱招いた」と陳謝

 民進党代表選に立候補している蓮舫代表代行は13日、国会内で記者団の取材に応じ、自身の台湾籍が残っていることを確認したと明らかにした。「記憶の不正確さで混乱を招いたことをおわびしたい」と陳謝した。同時に「違法性はないと思う」とも語り、15日投開票の代表選から撤退せず、選挙戦を継続する考えを明らかにした。日本と台湾の「二重国籍」の疑いがあるとの指摘に対し、これまで記者会見などで否定していた。

 岸本周平衆院議員ら党内の一部議員は、執行部として見解を明らかにするよう枝野幸男幹事長宛ての申し入れ書を提出した。党内では蓮舫氏が新代表に選出された場合の党運営について懸念する意見が出ている。

 蓮舫氏は、台湾の駐日代表部に当たる台北駐日経済文化代表処から12日に台湾籍が残っていると連絡を受けたと説明した。台湾籍を否定していたことには「発言が統一性を欠いたことは率直に申し訳ない」と述べた。(共同)