Monday, June 24, 2019 10:38 AM

サウジ空港攻撃、1人死亡 イエメンの親イラン組織

 イエメン内戦で親イランの武装組織「フーシ派」と交戦するサウジアラビア主導の連合軍報道官は24日までに、フーシ派がサウジ南西部のアブハ空港を23日夜に攻撃し、シリア人住民1人が死亡、市民21人が負傷したとの声明を出した。国営サウジ通信が伝えた。

 これに先立ちフーシ派系メディアは、フーシ派がアブハ空港とサウジ南部ジザンの空港を無人機で攻撃したと伝えた。サウジの同盟国である米国とイランとの間で高まる緊張関係に影響を与える可能性もある。

 21人にはサウジ人やインド人、エジプト人、バングラデシュ人が含まれ、空港に入る飲食店や車両が攻撃で損壊。報道官は「テロ行為だ」と非難した。フーシ派は12日にもアブハ空港を攻撃し、市民26人が負傷している。(共同)