Tuesday, July 02, 2019 10:41 AM

参院選あす公示 360人超が立候補準備

 第25回参院選は4日公示される。与野党7党と諸派・無所属の合計360人超が立候補を準備。21日投開票に向けて論戦が本格スタートする。2017年10月に実施された衆院選以来の大型国政選挙となり、6年半続く安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営に国民が中間評価を下す。

 参院定数は昨年の公選法改正で6増が決定。3年ごとの半数改選のため、今回選挙では3増となる。改選定数124(選挙区74、比例代表50)の議席を奪い合う。自民党は公明党と合わせ改選過半数の63議席を勝敗ラインとする。比例代表には、非拘束名簿式とは別に優先的に当選する「特定枠」を初めて導入。自民党が活用する見通しだ。

 3日に日本記者クラブ主催の党首討論会が開催される。4日の公示第一声を首相は福島市で行う方針。立憲民主党の枝野幸男代表は東京・JR新宿駅前で臨む。憲法改正や消費税増税の是非、年金問題などが争点となる。(共同)